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二つのデュオ・ライブ

今月はライブ二本、その二つともがデュオでの演奏であった。まずは5日に江古田「そるとぴーなつ」で行なわれたフルートの小島のり子さんとの共演。

salt_peanuts
photo by Tetsuji Katayama

「臼田道成&小島のり子」と題してのデュオは、一昨年に始めたかと記憶する。彼女は、僕にとって今年で18年目の共演仲間になるわけだが、一昨年前からはこの「デュオ」という形にこだわって、共演を続けて来た。それまでは、ベースがあったり、パーカッションがあったり、つまりトリオまたはカルテットでの演奏が多かったのだが、僕は、直観的に「小島姉とはデュオでやることで、二人の持つ共通する部分と、異なる部分がそのままに生かされるライブになるのではないか」と考え、デュオでの共演を提案した次第であった。そして、その直観が、今実を結びつつある、と今回のライブで確信を得た次第。自分で言うのもなんだが、ほんとによかった。お互い寄り添うでもなく、離れるでもなく、しかしその独立した、というより「屹立」した二つの個性が、そのままに「一つの音楽」を実現しつつある、ということ。簡単なことではない。こんなに永い付き合いでも、その実現には二年という時間が必要だったのだ。次回は、4月6日、池袋P's barにて。さらに進化していることでしょう。このデュオのスリルを「目撃」したい人はぜひ!




rakuya_c/masa
photo by Chieko Tsuruta

そしてもう一本は一昨日、中目黒の楽屋にて行なわれた、トロンボーンの池田雅明君とのデュオ・ライブ。いや、楽しかった!そして充実していた。マサ君とは、やはり12年を越える古い仲(そもそも小島姉からの紹介)だが僕のブラジルからの2008年の帰国後は、一度しか共演していなかった。実は、今回のライブのためのリハは前日に行なったのみだが、僕らにとっては十分すぎるくらいであった。彼は僕の音楽世界(古いオリジナル作品の世界、ブラジル音楽の世界、イタリア音楽の世界,etc)を非常に良く理解して、しかも彼自身楽しみつつ、その僕の弾き語り音楽を、色彩豊かに、まさにglamorousに演出してくれたのだ。この晩、お客さんがあんなに楽しんでくれたのは、この彼のアレンジャーとしての素質によるところが大きい。お客さんの一人が評してくれたように、romanticかつdramaticなライブであった。そして、このライブ、非常に興味深いことがあって、お互いの「隠し芸」が生きたライブであった、ということ。トロンボーンの池田雅明のピアノ、そしてボサノヴァの臼田道成のカンツォーネ、である。それぞれ「隠し芸」であるが、この隠し芸が、どれだけこのライブにおいて重要な役割を果たしたことか。実は、我々の「隠し芸」披露は確信犯的なものであって、自分たちの音楽の壁に風穴を開ける、非常に愉快な試みであった。もっとこの試みを続けてみよう。風穴の向こうに、思いもかけない道が見えてくるかもしれない。アルゴ号の航海に、またひとり、乗組員が加わった。いや、加わったのでなはい、彼は帰って来た、のだ。マサ君、またよろしく頼むぜ!


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