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夢そのままで

本日は5曲めの「夢そのままで」をご紹介。
今回のアルバムには古い曲が多いが、その存在すら忘れていたというのは、この曲だけだった。まさに引き出しの奥でひっそりと眠り続けていた曲。
数年前、「なんだこれは?」と「ラララ〜♫」と歌詞のない、ギターとピアノとパーカッションの簡素なアレンジを自ら施した音源を聴くや、涙が頬を伝った。お恥ずかしい話だが、その存在すら忘れていた自らの曲に「再会」し、感動してしまったのだ。しかし、思えばこの曲を作り終えた頃に、私臼田はシンガーソングラーターであることを、あきらめたのだった。そして、ボサノヴァ演奏に専念することになった。なぜ、あきらめたのか。作曲の苦しみが耐え難くなったからと記憶している。徹夜でピアノの前で頑張り、日が昇ると、今夜もまたできなかったかという落胆の中、ウイスキーを流し込んで、グラスを手にしたまま、うつ伏せのまま眠りに落ちる・・というような生活を続け、このままでは早死にするだろうと確信した。同時に、「十曲作る間に、おれは千曲歌えるだろう」とも確信した。不器用な作曲家として頑張って死を急ぐより、生きてたくさんの曲を歌っていこう、そして自分も幸せになり、ひとも幸せにしてゆこう、と思ったのだ。
しかし長い時を経て、この曲を「発見」した驚きと感動は、ボサノヴァ演奏とは別に、再び創作の道へ戻るための、大きなきっかけになった。
奇しくも、昨年つけた歌詞には「悔し涙に夜を駆けながら、君は大切なその夢を握りしめ、捨てようとした♫」と歌っている。まるで、あの頃の自分のようではないか。が、もちろん、そんな懐古の念は毛頭ない。この歌は、まさに今、苦難の道を行くひとへ向けて送る、臼田としては、初めてと言っていい「励ましの歌」である。僕は昔から、無責任な励ましの歌は、決して書くまい、歌うまいと思ってきた。が、50の齢を越した今、ごく自然にそれができるようになってきたのだ。
このアルバムは、タイトル曲「世界中を青い空が」を世に出すために制作されたと言っても過言ではないが、しかし、この「夢そのままで」、負けていないな。頑張れ、「夢そのままで」。そして静かに光れ、アルバムの中で。聴く人の心の中で。

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