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プラッサオンゼにてライブ

2009/715praca


昨夜はプラッサオンゼにて3回めのライブ。いつものように中さん、亮さんとのトリオで。
梅雨明けの明るい光、熱と青い空とが、リオを思いださせてくれて、そのサウダージを胸に、しかし力強く、演奏できた気がする。
帰国以後、ライブのたび、新しい曲を少しずつ交えてきたが、今回は新しい曲、というより構成そのものをかなり思い切ったものにし、これはひとつの試みだった。すなわち、第一部はジョビン作品を中心にボサノヴァ的世界、第二部は臼田の古典的オリジナル世界+ミルトン作品集。前半は「海」的世界、後半は「山」的世界、という見方もできよう。お客さんの反応がどんなものになるか、つまりこの試みが吉と出るか、凶と出るか、少し心配だったが、第二部が始まって歌いだしたら、もうそんな不安は吹き飛んでしまった、なぜというに、自分自身が楽しくてしょうがなくなってしまったから。お客さんたちも、楽しんでくれたと・・思う。

今回はもうひとつ、これは「試み」ではないな、「例外」をやったので記しておこう。僕は、ある時期からライブ前にはアルコールを摂取しないことにしてきたのだが(第一部が終わった時点で一杯飲む習慣)、昨夜はライブ直前に食べた中華料理の味がどうにも口に残って、中華味でボサノヴァもないだろうと、禁を侵してワインをちょっとやってから開演。これが、絶大な効果を発揮した。いきなり一曲目の歌詞を忘れた。これはまずかったが、それ以後、第一部の演奏としては異例の、音楽への没入度だった。余計なことを気にせず、音の世界に遊んでいた気がする。歌詞をひとつふたつ忘れるミスを、補ってあまりある恩恵を酒神から賜った。
なぜ開演前の酒を禁じてきたかと言えば、歌詞を忘れることもひとつだが、それよりも、酔いが回って、第二部の途中で集中力が失われるからだった。が、昨夜の第二部は、第一部よりさらに演奏よろしく、なんだ、飲んでも大丈夫じゃないか、俺は昔の俺ならず、というわけなので次回からしばらく、「酒神の恩恵」を口実に、これで行ってみようか。

昨夜の客席には、ボサノヴァ・アーチストの山本のりこさん、音楽ライターの佐藤由美さんもいらして、光栄なこと、ありがとうございました。その他のお客さんにも、心からありがとう。ああ、そしていつも悩まされる音響セッティングをみごとにやってのけてくれたエンジニアM氏にも感謝。良い音環境の中でこそ、僕らが気持ちよく演奏でき、その結果お客様にも気持ちよくなっていただけるのだから。

今週末土曜は南青山マンダラでの池田朋子さんのライブにゲスト出演、そして日曜は中目黒の楽屋(らくや)で、この中さん、亮さんとのトリオで、さらにもうひとつライブ。
夏はボサノヴァで納涼? 冗談じゃない。夏を味方につけて、さらに反「納涼」、熱い演奏を目指しますよ、僕は。






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