Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://trovador.blog58.fc2.com/tb.php/37-308cccf6

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

ジョエル・ナシメント氏

JoelnoBip1

リオは、前にも書いたように、この夏じゅう、40度に達する暑い毎日だったが、先週半ばからいきなり20度降下して、寒い雨模様の日々が続いている。カリオカは雨にめっぽう弱いので、今週月曜夜のBipBip「ボサノヴァの輪」は、誰一人いないだろうと予想したが、僕は責任者だから行かなきゃならない。到着すると案の定、客は4人だけ、参加者も無し。まだ夜の9時というのに店を閉めようかというような様子であった。ふと、その4人の客に目をやると、なんと、あのバンドリンの巨匠、Joel Nascimento氏がいるではないか。思わず「やあ、久しぶり!」と握手を交わす。

実は、このジョエル氏の演奏に触れたのは、1987年だから、今からもう23年も前、僕がブラジル音楽を志して間もない頃だったが、今は亡き名歌手エリゼッチ・カルドーゾの日本公演においてだった。彼はそのツアーにバンドリン奏者として随行していたのだ。その日、僕は初めて「ショーロ」という美しいブラジル音楽を知ったのだった。あれから21年が過ぎた一昨年の10月、つまり僕の5年にわたるリオ滞在の最後、フラメンゴ地区のバーで彼に偶然出会って、朝方まで一緒に飲んだものである。僕はCD「トロバドール」を進呈して、もうそれっきり、かと思ったら、日本に帰った僕に簡潔な文章で「おまえのCDは、俺の最良のブラジル音楽CDコレクションに加わった」という感激せずにはいられないメールを送ってくれたのだった。しかしその後、僕のPCが壊れて、ああジョエルのアドレスなくしてしまった・・とあきらめていた。

BipBipでの偶然の再会。ジョエル氏と、僕と、ジョエル氏の友人作曲家Edmundo Souto氏との、最初で最後みたいな"roda de bossa"(ボサノヴァの輪)が始まった。"Chega de saudade", "Wave", "Rosa morena", "De conversa em conversa", "Felicidade", "Carinhoso","Noites cariocas" など、次から次へ、ノンストップで2時間あまり。
23年前、大ホールの客席の片隅で聴いていた、まだブラジル音楽初学者であった僕に、ショーロという音楽を知らしめた偉大な音楽家と、こうして一緒に演奏できるなんて、夢のようではないか。本当に幸せな時間だった。そしてBipBIpは、やはり奇跡的なことか起こる不思議な場所だと、再び実感。「メールでまた話そうな」と言って、巨匠は去って行った。次はいつ会えるかな。

JoelnoBip2



スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://trovador.blog58.fc2.com/tb.php/37-308cccf6

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。