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峠の釜飯、そしてライブ

kamameshi

前回に宣伝した、「ラ・ムジカ」での入れ替え二部制による演奏会は、時間との闘いでまことにスリリングだったけれど、梶村シェフおよびスタッフ、そして共演のAyakoさんによる素晴らしいコラボレーションのおかげで大成功に終わった。

そして、ゴールデン・ウイーク。どこにも外出しないつもりだったが、結局家族で信州軽井沢へ。連休中にもレッスンの仕事のある僕だけ先に帰ったが、久々、第二の故郷信州(第一は与野。ということは第三がリオか)の爽やかな冷気を吸ってたいへん良い心持ち。帰途の車中では子供の頃から大好きな「峠の釜飯」。しかし。新幹線にはやはり、似合わないな。猛スピードで流れる風景と妙に密閉感のある車内の気圧のせいか、ものを味わって食べている気がしない。無理矢理食べ終える頃には、もう高崎。ああ味気なや。第一、「峠」を越えてないじゃないか、新幹線は。「峠の釜飯」は横川駅で買って、峠越えをしながらいただくことに意義があるんだろう。
昔の、あのいくつもいくつもトンネルを抜けながら、その時々に現れる谷間の風景や木々の緑で目を楽しませながらのんびり食べた釜飯は、もう二度と味わえないのか。

さて、連休も終わり、昨日は今月行われる二つのライブのリハーサルがあった。
まずは14日に青山のプラッサオンゼでの僕のライブと、22日に吉祥寺のストリングスで行われるボサピピ(盟友中浩美さんのバンド。僕は今回ゲスト出演)のライブのためのリハーサル。
前者は昨年からピアノの中浩美さん、そしてパーカッションの渡辺亮さんと組んでいる素晴らしいトリオによるものだが、とうとうグループ名を"臼田道成&Argonautas"と命名。argonautasとは「アルゴ号乗組員」の意。僕らのライブ活動は、アルゴ号船長と乗組員の航海、というわけ。
また後者"ボサピピ"は、中さんが追究する独自のボサノヴァ世界を表現するバンドで、あの名曲Waveも中さんによる訳詞で、日本語で歌われちゃう。僕もユニゾンで中さんと「日本語で」歌う予定。

気がつけば、今日7日で帰国からちょうど一ヶ月。なんだか、もっと長く感じられるなあ。
充実しているということか。それとも、時差ぼけから、そのまま定着してしまった早寝早起きの習慣のせいかな。
一日が長くて、たいへんありがたい。
というわけで、アルゴ号日本での航海一ヶ月、異状なし!の巻。


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コメント

[C103] 釜飯食べたい!

便利な乗り物はいいけれど、風情がなくなってしまうのはちょっとさみしいですね。
自然を感じながら、食を楽しむ時間が人間には必要。
そういうゆとりは忘れたくないですね。
先生のライブと中さんのライブ、どちらも行きたいです。
中さんと先生の日本語のWave、聴きたいです。


[C104] 風情

ちなみに、新幹線はポルトガル語で"trem-bala"(弾丸列車!)ですよ。
すごいものに乗せられてるわけです。
「風情」、そうですね。それこそ日本の良さなんだから、ね。
(ブラジルで「風情」を感じたことはありません)
だいじにしないと。
  • 2010-05-08 16:42
  • 臼田道成
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