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リオ、いっぱいの笑顔

c/Mnescal e Marcio


12月5日、ボサノヴァの巨匠の一人であるロベルト・メネスカル氏を、彼のスタジオ"Albatroz"に訪ねた。氏には、過去に日本やリオでの彼のライブに際して、楽屋を訪ねたことはあるが、スタジオを訪ねるのも、そしてきちんと話をするのも初めてである。この訪問をセッティングしてくれたのは、このブログでも紹介した歌手アンドレア・アモリン(今年の夏、東京で共演した)とその夫君サヴィオである。彼女は、メネスカル氏のプロデュースと後援で活躍中。ちょうど今、日本の演奏ツアーに向けて飛行機の中であろう。


barquinho


メネスカル氏、たいへん気さくで、優しい方であった。日本がほんとにお好きな様子が十分窺えた。スタジオへは、小舟(氏の名曲と"O Barquinho"「小舟」と同じ、”O Barquinho”という名の小舟)に乗ってゆく。喧噪から完全に隔離された世界だ。ここで数々のボサノヴァが録音されたできたのだ。ちょうどこの日も、そんな録音の合間の会談となった。(僕は別れ際、拙作CD「トロバドール」を進呈したのだが、その翌日、氏から賛辞のメールをいただいた。ありがたや。)


c/menescal


メネスカル氏のスタジオからの帰途、イパネマのボサノヴァ専門店"Toca do Vinícius"に、店長カルロス・アルベルト氏を訪ねた。氏とは、2004年、当店のイベントで演奏させていただいて以来のおつきあい。世界でも唯一であろう、ボサノヴァの専門店(CD、LP、書籍、グッズetc.)を経営し、またボサノヴァの研究家でもある。2008年、イパネマで開かれたボサノヴァ50周年記念の一大イベント「ボサノヴァ会議」を主宰し、そのオープニングで僕に歌わせてくださったのも氏であった。知り合ってもう7年か、早いなあ。お互い年をとってゆくなあ。


c/CarlosAlberto


その翌々日、7日は水曜日。当然、BipBipでの"roda de bossa"「ボサノヴァの輪」である。前回ブログでも紹介したイベントだが、実は2008年に僕がリオを去ると同時に終わってしまい、その後は僕がリオに戻ると再開、去ると中断、を繰り返している。そんなわけで、どうやら僕がこのイベントの責任者、首謀者ということになってしまった。そして光栄なことに、僕がBipで演奏することが先週末の新聞"Globo"紙に載った。これはジャーナリストに友人の多いBipBipのアルフレード店長の「さしがね」に違いないのだが、嬉しいさしがね。歓迎だ。


jornalGlobo2


そのおかげか、この日は演奏者、ギャラリーがいっぱい。ボサノヴァの輪、ならぬ「ボサノヴァ祭り」といった賑わいであった。その祭りのさなか、僕のCDでも5曲ほど打楽器で参加してくれた親友パウリーニャと記念写真。笑顔がいっぱいの、「ホーダ・ジ・ボッサ」であった。
さて、明日はバスで6時間、別世界サンパウロへ。そこでも友人たちとの再会が待っている。

c/paula




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